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執筆者の写真Motonari Otsuka

2022 FIFAカタールワールドカップ 日本代表ユニフォームのデザインを読み解く

更新日:2022年12月11日

いよいよ本日(11月23日)の22時からワールドカップ初戦「日本vsドイツ」ですね。

現時点(11月23日 11時)でドイツ67%、引き分け20%、日本13%の勝敗予測がありますが、跳ね除けて勝利を掴んでほしいと願っています!



 

本記事の内容

 


W杯で活躍するサッカー日本代表のホームユニフォーム

W杯が近づいてきて朝のニュースに連日取り上げられていますが、今大会のユニフォームってどんなのだろう?

気になった僕はアディダスのホームページを見てびっくりしました。


グラフィックデザインもさることながら素材が昨今の環境問題に対応していてすごい!

パーレイ・オーシャン・プラスチックなるものを使用しているみたいで、海岸などで回収したプラスチック廃棄物をアップサイクルしてできた糸を使ってユニフォームが作られているんです。

グラフィックに関しては「おりがみ:ORIGAMI」をコンセプトにデザインされているみたいです。


「日本で初めてワールドカップが開催された2002年、決勝の地・横浜には、約270万羽もの折り鶴が舞い上がった。そんな歓喜をもたらす祈りの象徴を表した折り紙に、サッカー日本代表の勝利の願いを込めて。」




ユニフォームのデザインどう思う?

個人的にはめちゃくちゃ好きです!

まず、日本を代表するユニフォームということは、日本人が見るということももちろんですが、海外の方が見た時に「日本らしい」ということが重要だと思っていて、コンセプトになっている「おりがみ」は日本独自の文化ということと、最近海外ブームになっているのでとてもわかりやすいと思います。

そして、おりがみを昇華させる重要な想いが「折り鶴」だと思います。


子供の頃、おりがみを折って鶴にして「千羽鶴」など作ったと思いますが、長寿祈願や幸福祈願などの意味が込められていて、またそういった意味を込めながら折ったりもしましたよね。

サポーターみんなの想いを背負って戦うユニフォームにはふさわしいと思います。


ちなみに千羽鶴は平和の象徴でもあり、非核を象徴するものでもあります。

戦争に対する平和の想いも入っているのではないでしょうか。


とくに驚いたのがグラフィックだけではなく素材です。

アップサイクルされた糸を使用しているので、ユニフォームを売ることで必然的にプラスチック廃棄物のリサイクルになる流れができているんです。




歴代のユニフォームの紹介(1999-2021)

1999年よりアディダスが日本サッカー協会とオフィシャルサプライヤー契約をしているのでユニフォームを提供しているとのこと。これまで発表されたモデルは12種類あるみたいです。

どのユニフォームも選手とサポーターの想いを一つにする願いが込められているのが素敵です。



そもそも何で青色「サムライ・ブルー」なの?

日本代表のチームカラー「サムライ・ブルー」はものごころついた時から聞いていたので違和感なくそういうもんだと思っていましたが、なぜサムライ・ブルーと言われているのか気になって調べてみました。

説明しているサイトがありましたので、引用させていただきます。


日本代表SAMURAI BLUEの意味
日本代表が「SAMURAI BLUE」と呼ばれる理由である、ユニフォームの青色は「日本の国土を象徴する海と空の青」を表しているからとされています。でも実はユニフォームがブルーに決まった本当の理由は分からないのです。1930年に初めて優勝した極東選手権で、出場した選手の大半が東京帝国大学の学生で、ライトブルーのシャツを着ていたことが始まりとも考えられています。



「海と空の青」を表しているというところが島国ならではを感じていいな〜って思いました(笑)




さいごに

日本代表戦まであと数時間!試合が楽しみですね!

ユニフォームのことを思い出しながら観戦するのもいいかもしれないですし、一緒に見ている人にドヤ顔しながら解説するのも楽しいかもしれませんね!(笑)


今回コンセプトになった「おりがみ」ですが着想が素晴らしいと思いました。

コンセプトはクリエイティブをする上で柱になる重要な部分です。このコンセプトがどうやって生まれたのか見てみたいな〜って思いました。


 

今回記事を書くにあたって参考にしたHP


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